セコマグループの農業を通して
北海道に広く貢献できる

セコマグループの農業を通して北海道に広く貢献できる

(株)北栄ファーム

2002年入社 農学部 農業経済学科卒

農場、加工場管理・青果の仕入業務

農家の方にセコマグループに入ってよかったと感謝されることにやりがい

セコマグループの農業法人である北栄ファームで農場や加工場の管理、野菜原料が不足する時は、市場からの野菜の仕入れる業務を行っています。農場運営では収穫した野菜はほぼ全量セコマグループに出荷しているため、グループで必要な野菜原料を計画的に作付して収穫することが重要です。しかし、野菜の栽培は天候によって収穫時期や収穫量、サイズや色などの規格が変動しやすいため、当初の計画から変更になることがあります。農場の担当者と生産見込みについて適宜打ち合わせて状況判断をしています。出荷先のセコマグループの商品開発部門や製造工場に情報を提供して対応を打ち合わせることもあります。
農場規模を拡大する際は農家の方に北栄ファームに入社して頂き、農場長として農場を管理してもらうことがあります。農家の方は大きな決断をして入社しています。農場運営を成功させるために農場が稼働する前に作付計画、人員募集、設備投資などを一緒に計画します。順調に稼働して予定通りに収穫でき、入社した農家の方にセコマグループに入って良かったと言われる時は、とても大きなやりがいを感じます。

興味のあった農業に関わる中で、会社と共に自分も成長できる

学生時代に農業に興味を持ち、特に農業生産者と小売業との直接取引に関心がありました。当時から生産者と農産物を直接取引しているセコマの取組に興味があり、それに携わる仕事がしたいと思い入社しました。
現在勤務している北栄ファームには、農場と同じ敷地内に事務所や野菜のパック詰めを行う加工場があります。生産・加工の現場に近い場所で仕事ができることは、仕事を円滑に進める上でとてもやりやすいです。また、北栄ファームでは農家出身の方や様々な年代、キャリアの方と一緒に仕事が出来ており、自身の成長の面においても良い刺激を受けながら仕事ができています。

目標は「セイコーマートで販売されている野菜を使った商品は安くておいしい」と言われる会社にすること

今の自分にわからないことは、専門知識を持った方に相談しながら解決策を考えるようにしています。京極町に農場を開設した際にこれまでセコマグループでは原料として取り扱っていなかった小豆の栽培を始めたことがあります。同じ時期にセコマグループに三栄製菓という和菓子製造会社が加わり、栽培した小豆が餡子に加工されて、その餡子を使用した大福が販売される過程に携わりました。関連部署、関連会社、加工委託先の方と打ち合わせをしながらわからないことを勉強して小豆の加工が進んでいくの見て、最初はどんなに難しく感じる仕事でも実現に向けたステップを一つ一つ踏めば解決できることを実感しました。
今の目標は「セイコーマートで販売されている野菜を使った商品は安くておいしい」と言われるような原料供給ができる会社にすることです。セコマグループ全体の野菜原料の生産、調達に携わる仕事をしていますが、1人の力ではできることは限られます。今後は、より周りの人を巻き込んだ仕事ができるようになりたいです。北栄ファームは、社員30名程で8ヶ所の農場と2ヶ所の加工場を運営しています。それぞれの社員が持っている高い専門知識や技術を会社全体で共有し、さらに高めていくことで生産性と品質を向上出来るはずです。

※紹介されている社員の所属は、2016年10月31日時点のものです。

ある日のスケジュール
8:30
朝礼
9:00
各農場の日報等の確認
10:00
農場の巡回(生育、収穫状況確認と打ち合わせ)
12:00
昼休憩
13:00
契約農家訪問
14:30
加工場巡回(原料状態、在庫確認)
16:30
事務所に戻り、業務報告書の作成
18:30
退社
経歴
2002年~入社
2005年~(株)セイコーマート HOT Chef事業本部(ホットシェフトレーナー)
2004年~HOT Chef事業本部(ホットシェフスーパーバイザー・札幌地区)
2006年~HOT Chef事業本部(ホットシェフスーパーバイザー・関東地区)
2009年~HOT Chef事業本部(ホットシェフスーパーバイザー・札幌地区)
2011年~(株)セイコーマート 新規事業部 (農業法人担当)
2014年~(株)北栄ファーム(農場の運営・管理)