様々な種類の商品を1つの工場で作っていることに衝撃

専門学校の授業で2週間のインターン実習があり、インターン先の求人で目に留まったのが北燦食品でした。多くの求人はホテルやレストラン、個人店での実習でしたが、製造工場における商品開発 という未知の仕事に興味を持ちインターン先を北燦食品に決めました。実際に北燦食品の業務を経験する中で、大量調理について授業で学んできた以上の面白さを感じ、さらに学んでみたいと考えたため就職を希望しました。
入社後はまず、現場研修を受けました。工場は想像以上に広く、1つの商品を作るためにたくさんの人・部署が関わっていることを知りました。私は学生時代に3年程コンビニエンスストアでアルバイトをした経験があり、納品される商品を見て、カテゴリー別に専門の工場で製造しているのだろうと思っていました。しかし北燦食品では、惣菜・サンドイッチ・冷し麺など様々な商品を1つの工場内で製造しており、大きな衝撃を受けました。
研修後は商品開発室に配属され、初めのうちは先輩の仕事を見ながら業務内容を覚えました。半年ほど経ち、自分が試作したものに対して先輩のサポートを受けながら、初めて商品化に繋げることが出来ました。今年で入社3年目ですが、今では1人で商品化まで任せてもらえるようになりました。

お客様の声が1番の原動力

現在は通常商品（惣菜やパスタ）、クリスマス・年末の予約商品などの商品開発を担当しています。メンバーによって担当する商品のカテゴリーはある程度決まっていますが、幅広く商品の開発に関わることができます。実際に、サラダ・パスタ・惣菜・グラタン・サンドイッチ・オードブルなど様々な商品開発に携わってきました。
主な業務内容としては、商品設計後に商品の試作・レシピ作成、価格や工程などで商品化が現実的なのかを考え形にしていきます。他にも製造現場への立ち合いや市場調査なども行なっています。
家族や友人が商品を購入し、「おいしかったよ」「こんな商品を作っているんだね」と感想をくれた時は大きなやりがいを感じます。苦労することも多い仕事ですが、その言葉でさらに頑張ろうと思えますし、最近はSNSに商品の感想を上げてくださるお客様も多いため、ひそかに見て喜んでいます。

仕事は真面目に、でも毎日何かしら笑いが生まれる部署

商品開発室は同じ専門学校卒業の先輩も多く、とても和気あいあいとしてます。入社したての頃は人見知りで話しかけることが苦手でしたが、みんな優しく接してくれ困ってるときには同じ目線に立って話を聞いてくれるので、あっという間に馴染むことができました。
商品開発は様々な部署やグループ会社の方々の協力が必要となります。時には厳しい意見を貰うこともありますが、「より良い商品を作りたい」という思いは一緒なので、たくさんのアドバイスもいただけることに感謝しています。会社の垣根を超えたセコマグループでの行事もたくさんあり、お花見やスポーツ大会・観楓会などの行事で普段関わることの少ない方たちとの親睦を深めることができるのも魅力の一つです。

長年愛される商品を作りたい

今後の目標は、長年愛されるロングセラー商品を作ることです。入社3年目になり１人でできることは増えましたが、まだまだ自分の理想や想いを具現化するのは難しく、後から「こうした方がよかったな」と思うこともたくさんあります。大量調理に関しては未経験の状態で入社し、日々の試作や現場の方々から話を聞き学びながら試行錯誤を繰り返しています。分からないことだらけですが常にアップデートされた自分でいられるのは楽しいので、今後も様々なことに興味を持ってチャレンジしていきたいです。

※紹介されている社員の所属は、2022年6月時点のものです。