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社員対談~ゼネラルマネージャー編


北海道を想い、
今後のセコマを作っていく
ゼネラルマネージャーが語るセコマ

(株)セイコーフレッシュフーズ
商品統括部 商品部 部長(1997年入社)
商品に関わるグループの複数の部門で幅広く経験を積む。現在はグループ卸部門でチームをまとめる女性管理職。

(株)セイコーマート
商品本部 商品部 執行役員部長(2001年入社)
スーパーバイザー、企画分析、仕入、開発、製造等、グループに関わる様々な部門を経て、現在商品部 部長としてセコマグループの商品のあるべき姿を追求し続ける。

セイコーリテールサービス(株)
営業2部 取締役部長(1997年入社)
若いころからFC店、HOTChef部門等スーパーバイザー職を極め、現在は札幌圏を除く北海道内広く道北・道南・道東エリアのSRS直轄店スーパーバイザー職のトップを務める。

若手の頃から意識してきたこと、大事にしてきたことはありますか?


R.Sさん

私は「自分を大切に」です。これは一見自分勝手なことに聞こえるかもしれないけど、自分を大切に出来る人でなければ、相手を大切にすることもできないと私は思うんです。仕事においてもプライベートにおいても相手が存在します。相手あっての自分であることを自覚し、常に「人としてどうなのか」を意識することで、自分を大切にできると考えています。仕事においても相手を思いやる、気遣う、という気持ちを忘れずにいることが、いろいろなことをスムーズに進められる基本だと思います。


T.Yさん

「相手に動いてもらって初めて成果に繋がる」ということ。これは若いころからSVの業務についていた経験上、ずっと大事にしてきた。店舗や部下が実施すべき事項をただの作業として説明するのではなく、本来の成果に繋げるため、何故それが必要なのか、背景は何かを考え、オーナーや店長、時には部下に何度も、時には熱っぽく、時には厳しく、相手が納得するまで伝えることで成果に?げてきました。


J.Yさん

これまでの人生の中で、乗り越えることをあきらめたくなるような高い壁が自分の前に立ちはだかることが、しばしばありました。くじけそうになった時には、『乗り越えられない試練は与えられない』、『喉元過ぎない熱さは無い』と自分を奮い立たせ、試練を乗り越えてきました。勿論、自分の力では超えられず、周りの方に助けられて、何とか乗り越えられたこともたくさんありましたが、一度乗り超えることが出来たら、もはや大きな試練ではありません。悩んだときは、何か行動したほうが、立ちすくむよりもよっぽどいい。今でもこの考えを持って新たな試練に挑戦し続けています。


セコマをどんな社風だと思いますか?


J.Yさん

何かを始めるまでには深く考え抜き、調べ抜くことを求める慎重さと、一度やり始めたら一気に進めていく大胆さを持ち合わせてると思います。そして、やり遂げるまでやり抜くことを是としますよね。


R.Sさん

それは思いますね。ひとつの物事に対してあらゆる点において深く掘り下げて調べたり、考える気質は誇りに思う。そしてどこにも書かれていないけれど、北海道に根差し、北海道に役立つことを常に考えている、暗黙の企業理念のようなものがありますよね。


T.Yさん

そうですね。北海道を愛する気持ちが強く、「みんな北海道を元気にしよう!この土地で大手コンビニエンスチェーンに負けてたまるか!」という負けん気の強さを持った人が集まっていますよね。真面目で実直な人が多く、年齢を感じさせないパワーを持った人が多い会社だと思いますよ。会社としては、柔軟に新たなことを取り組んでいく姿勢が強い、その社風が今のセコマを作ってきている。


部下にはどんな社員になってもらいたいですか?


R.Sさん

自分がワクワク、楽しく思えるような仕事の仕方をしてほしいです。辛いことや困難なことにぶつかっても、目の前のことだけではなく、その先や目先を変えた自分のアイディアや発想で、こうしたらもっとこうなるのでは!という前向きな思考を持って取り組んでほしいです。そうすることで、周囲にも良い影響を与えられ、結果的に自分自身も会社全体もうまく進んでいけるようになると思います。


T.Yさん

私は失敗してもいいので、前向きに業務を実施してもらいたいです。待たず積極的に業務を進めていく人材になってもらいたい。先輩社員、店長、お客様とも接することがある仕事です。人生の良き先輩方の意見を素直に聞き入れ、自分というフォーマットをバージョンアップしてもらいたいと思います。


J.Yさん

私が求めるのは、自分の言葉で話せるようになることです。頭の中では分かっているつもりなのに上手く言葉にできず、誰かが言ったことに『あ、それそれ!』と相槌を打つ…こういうシーンを結構経験します。これは、まだ本当には分かっていない段階だと思っています。
自分の言葉で話すことは、中々チャレンジです。簡単なことではありません。知識・経験に加えて、話す相手がどんな人であるかを理解した上で、適切な表現を用いることが求められます。これが出来る様になるまで、幾度となく口を動かしたり、頭の中で反芻する必要が出てくるでしょう。これが出来る様になると、一気に『何か』が得られるはずです。私は誰もがそうなってほしいので、これまでもこれからも求め続けます。


これまでで印象に残っているエピソードを教えてください!


R.Sさん

私が入社3年目に商品部に配属された時、もちろん商品部としての知識や経験もなかったので、自分が担当となったカテゴリーの売上対策や販売促進等、何をどうして良いかわかりませんでした。そんな時、先輩や同僚が一緒にいろんな店舗を見て回ったり、市場調査や競合店調査を行ってくれ、いろんなことを教えて頂きました。それを踏まえた上で、販売計画や売場作りについて自分で考え、それが店舗で実現されているのを見たときにとてもうれしくなりました。もちろん自分が考えていたようにならなかった時は落込みますが、先輩や同僚の他、SVや店舗からも意見を頂き、その度にヒントを得たと考え、次に活かしてきました。その繰り返しがあるからこそ、今の自分があると思っています。


T.Yさん

自分が入社4年目の頃、当時SVとして担当していたある町に大手コンビニエンスチェーンが初出店することになりました。会社全体もこの戦いを非常に重要と位置づけていました。大手コンビニエンスチェーンが出店した際には、売上も大きく減少し、店長との関係も悪化。業務が上手くいかなくなったことを覚えています。しかし、店舗を訪問する回数を増やし、店長・パートナーとのミーティングを繰り返すことで再び信頼を得ることが出来ました。そして3年後には出店した大手コンビニエンスチェーンが閉店することになり、すでに担当は外れていましたが当時の店長から連絡をもらった時には非常にうれしかったです。その経験を糧に他の独占地区でも競合対策を実践し、結果を出し続けることが出来、自分の自信になりました。


J.Yさん

私が企画分析のセクションに在籍していた頃に、とても的確かつ厳しく批評してくれる上席の方から『分析力がついてきた』と言われた(呟かれた)ことです。私が運営部から企画分析のセクションに異動して2年くらい経過した入社9年目頃の話です。当時は毎月事例研究を報告する場がありました。その時に毎回言われていたのは『何を言っているのか全く理解できない』『視点が偏っていて、しかも浅い』という駄目だしの嵐でした。情けなさと悔しさを強く感じながら、その時に指摘を受けたことを日々意識し続けました。何も分からないから一日で30店以上のお店を訪問したこともありました。分析手法をひたすら調べたり分析ソフトでひたすら数字を掘り下げたり、手・足・目・頭・口をひたすら動かし続けていました。その後に(上で書いた様なことを)言われた(呟かれた)のですが、自信になったことは間違いありません。


今後セコマをどんな会社にしていきたいですか?


J.Yさん

『お客様に喜んでいただく』ということを実現し続けるために、突き抜けんばかりに美味しさを追求し、お店では人間味あふれるパートナーがお客様をお迎えしてきたのがセイコーマートです。これからもそうあり続けるために、今よりももっと考え抜き、そこに行動が伴っていく社風にしていきたいと考えています。求める姿は皆同じであっても、そのプロセスでの考え方や手法が、各々で異なることがよくあります。そういう時に、葛藤が生じます。そこで本気で向かい合って乗り越えることが出来れば、より強固な意思が生まれると信じています。そういう会社になりたい。


R.Sさん

私は北海道民の方からより愛される存在の会社にしていきたいです。さらに今は道外にも商品を供給しているので、道外の方からも「セコマ」を認知してもらえるようになりたい。お客様からより愛される会社となることで、社員一人ひとりがより誇りを持って働ける会社になれると思います。


T.Yさん

私はセコマが「北海道の中のインフラであり続ける」ことです。それは買い物環境としてだけでなく、人材教育・コミュニティとしても。地方ではしっかり人材教育してくれる企業はあまり多くありません。セコマはパート従業員のトレーニングシステムを持ち、地方でもしっかり教育が出来ます。そして、セコマでの教育が学生が社会に出たときに役立つのです。そして店舗はただの買い物の場としてでなく、人が集まる場所が少ない地域でのコミュニティとしても根付いています。常に部下には、「どんなお客様が、どの時間帯に来店され、どんな商品を買っているのか。こういった消費シーンをよく理解して、お客様に期待を持って来店してもらうように」と伝え続けています。北海道の企業だからこそ、北海道のことをもっと理解することが必要だと思います。札幌で売れているものと過疎地で売れているものは、違います。そういった点で「そうそうこういうものが欲しかったんだよね」「さすがセコマ。地元を分かっている」こういった地域に密着し続ける会社にしたい。この考えを基本にグローバルな視点から情報収集し、北海道になくてはならない会社にしていきたい。目標はセコマを100年企業にすることです。


セコマの選考を受けてくれる学生に向けてメッセージをお願いします!


R.Sさん

セコマグループには、原料生産・調達、製造、物流、小売とあらゆるセクションが存在しており、自分の可能性を広げられたり、新たな発見ができたりすることが数多くあります。就職活動は不安なことも多いかもしれませんが、セコマは入社してからも仕事のことだけではなく人としても学べることが多くありますので、ぜひ挑戦してもらいたいと思います。北海道を愛し、セコマを愛してくれる人をお待ちしています。


T.Yさん

学生のみなさん。セコマは北海道の企業でありながら、グローバルに情報収集し、考え、この北海道を中心に生き残っていこうとしています。社員は一人一人が大きな責任を伴うやりがいのある仕事をしています。時には大変な仕事もありますが、周りは協力してくれます。人口が減少する中セコマが北海道のインフラであり続けるためには若い力が必要です。学生のみなさんのパワーとセコマのパワーを掛け合わせて一緒に頑張ってみませんか。


J.Yさん

まずは残りの大学生活を満喫してください。今だからこそ出来る様々な経験を出来るだけ多く積み重ねてください。その中でどんなことでも良いので、目の前にあることを深く掘り下げてみてください。最初に『何故だろう?』と考え、『何故ならば…』と回答が出たら、さらに『それは何故だろう?』と、次の回答を探して下さい。どんどん深く掘り下げてみてください。きっと、今まで考えもしなかった様な『何か』を見つけられるかと思います。それでは、お待ちしています。