PROJECT 03

お店で
ひと手間かけた「あったか、おいしい」

ホットシェフ

「ホットシェフがあるからセコマに行こう」。
今やセイコーマートへの来店目的がホットシェフというお客様も少なくない。
セイコーマートが扱う全商品の中で、売上高1位はホットシェフのカツ丼。販売数量が最も多いのはホットシェフのフライドチキンだ。
セイコーマートの顔ともいえるホットシェフの歴史は、「コンビニでも手作りの温かい食事を提供しお客様を喜ばせたい」という思いから
1994年に始まった。より良い商品をお客様へ、という挑戦は今も続いている。

プロフィール

ホットシェフ本部執行役員 本部長

T・S

2000年入社。店舗スーパーバイザー(SV)経験後、入社3年目よりホットシェフ部門メインでキャリアアップ。途中、店舗SV経験もあり。2019年よりホットシェフ部門の本部長。

ホットシェフ本部 支援部 部長

Y・T

1990年入社。商品部・システム部門・店舗SV等を経て、2002年より10年以上ホットシェフ部門に携わり、ホットシェフ拡大期の機材導入、オペレーション統一化に貢献。2015年、グループ会社のたれ製造工場(株)北源代表取締役社長に就任。2024年、再びホットシェフ部門の支援部へ。全パートナーへのトレーニングを実施する部門にてホットシェフのブランドを守る。

直轄店部門 役員

K・S

1992年入社。フランチャイズ(FC)店勤務を経て直轄店部門の立ち上げとほぼ同時期に入社。ホットシェフ実験店の足寄店では店長として導入時を知る。直轄店の店舗拡大時期を支え、2025年現在は直轄店部門の役員を務める。

※直轄店…グループ⼩売部⾨のセイコーリテールサービスが直接運営する店舗を指す。

北海道の隅々まで温かい食事を届けたい

Kさんが
語る

1994年12月、十勝のセイコーマート足寄店でホットシェフの前身「そば弁亭」がひっそりと実験営業を開始した。「店内で出来たての温かい商品を提供したい……」当時のコンビニの常識を越える思いを形にしようという試みだった。北海道では雪害などで過疎地や離島への配送が止まることがある。店内で調理できれば、そんなときでも弁当や惣菜をお客様に提供できる。また、北海道の隅々まで、食堂と同じように温かくおいしい手作りの食を届けたいという思いもあった。この挑戦は大手コンビニとの差異化にもつながったが、前例がない分、簡単ではなかった。「どの時間帯に何がどれくらい売れるか分からず、売れては作りを繰り返し、朝から夜までずっと商品を作っていました」。そう語るのは当時の足寄店店長を務めたK。「すべて手作りが基本です。当初から“究極の鮮度”にこだわっていましたから」と振り返る。

拡大するホットシェフ。試行錯誤のオペレーション

Kさんが
語る

当時はカツ丼を中心に弁当、総菜、カレーライスの他、そばやラーメンがメニューに並んでいた。注文が入ってから作る麺類は出来たてを提供できる反面、お客様を待たせてしまう欠点があった。解決策として注文を受けてから作るのではなく、作り置きしながらも温かい状態で商品を提供するというスタイルに変更。ほどなく「そば弁亭」は「ホットフード」に変わり、展開は他店舗へと広がっていった。「店舗が増えるにつれ、各店舗の責任者やスタッフの教育なども必要となり、自分が思ったレベルになるまで時間がかかるというジレンマもありました」とKは語る。

Yさんが
語る

今では、どの店舗でも同じ商品を同じクオリティで提供できることがホットシェフの強みとなっているが、当初はオペレーションの統一に苦慮した。現在、ホットシェフ本部支援部部長を務めるYは、2002年からホットシェフ部門に携わり、拡大期の機材導入やオペレーションの統一化に心血を注いだ。「店内厨房はいわば製造工場。つまり各地に900ほどの小さな工場を抱えていることと同じです。誰が作っても一定の品質の商品になるように店舗での調理オペレーションを極力統一し、簡便にしながらも、おいしさには妥協しない。そのせめぎ合いです」とYは話す。

地域の中で必要とされる存在に

Tさんが
語る

黎明期からホットシェフに携わってきた者にとっては、知名度が向上していることを肌で感じ取る機会も増えてきた。それと同時に、地域に欠かせない食のインフラとして果たすべき役割の大きさに、改めて背筋を伸ばす者もいる。「2018年に発生した北海道胆振東部地震によるブラックアウトの際に、従業員が自発的にガス釡を使ってご飯を炊いてくれました。その時のことは強く印象に残っています」。そう語るのは、20年以上ホットシェフ部門に携わりキャリアを築いてきたTだ。「そのご飯でおにぎりを作り販売しました。SNSを見たら、『セイコーマートが開いている』『おにぎりを販売している』といったお客様の喜びの声がたくさんありました。その反応が私自身の励みになったのを覚えています」。その経験から、災害時に地域で役に立てるような施策を検討し、店舗運営に取り入れている。

進化の歩みを止めないホットシェフ

ホットシェフの商品は、企画部が内容を検討している。お客様に長く支持される主力の定番商品を大切にしながらも、常に新商品の企画にも取り組む。その際、「お客様にとって価値のある商品」かつ「ホットシェフだからこそ表現できる商品」を念頭に、ホットシェフで販売する意義を探ることからスタート。
強みである
①温かいからこそのおいしさ。
②出来たての香りや食感など店内で調理することが付加価値となる商品であること。
③出来たてを並べるからこそ素材の持ち味を引き出しながら添加物に頼りすぎない調理。
これらはすべて強みであると同時に難しさでもある。「お客様に喜ばれるホットシェフらしさとは何か」を追求することが使命だと考え、安心・安全な商品の提供に向けて、従業員への衛生管理教育や、クオリティ維持のための調理技術トレーニングなどに取り組んでいる。

お客様の期待を超えられるように

Tさんが
語る

年々、ホットシェフの売上は拡大している。その成長を維持できるかどうか、大切なのは正確なオペレーションでおいしい商品を作り続けることだ。定番のカツ丼やフライドチキンは新人からベテランの従業員まで、同じおいしさを提供できるようにマニュアルを準備している。しかし、マニュアルだけでは味にブレが発生することもある。定期的なオペレーションのチェックが不可欠だ。「商品が想定外の販売数量になるとうれしい反面、楽しみにして来てくださったお客様を裏切らないように考えなければなりません。商品がよく売れると製造している従業員もうれしい。働いていて楽しいという気持ちを醸成できるよう、売れ行きをフィードバックするのもSVの大事な仕事です」と話し、人と人とのつながりの大切さを本部員に意識してもらいたいと思いを込めるT。お客様に喜んでもらうことが、働く者の喜びを生む。ホットシェフはそんな好循環を目指している。

※紹介されている社員の所属及び役職は
2025年9月時点のものです。

歴史

  • 1994

    1994年

    ホットフード(現:ホットシェフ)1号店 足寄店オープン

  • 1999

    1999年

    現在の主力食材「とんかつ」の店内揚げ開始

  • 2000

    2000年

    離島へのホットシェフ導入(利尻島)

  • 2003

    2003年

    「大きなおにぎり」発売

  • 2004

    2004年

    関東(茨城地区)出店

  • 2006

    2006年

    「豚丼」発売

  • 2008

    2008年

    現在の赤いデザインのHOTCHEFコーナー展開開始

  • 2010

    2010年

    焼立てパン開始

  • 2012

    2012年

    大ヒット商品「さんま蒲焼重」発売、淹れたてコーヒー展開開始

  • 2019

    2019年

    ジンギスカン弁当発売

  • 2021

    2021年

    道産ポテトのフライ発売

  • 2023

    2023年

    揚げパン発売

  • 2025

    2025年

    セコマチュロス発売

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